尼崎市にある浄土真宗のお寺・西正寺(さいしょうじ)ではじまった「カレーフェス」。
「お寺とカレーって、なんか相性よさそう」という思いつきからスタートし、地域の人たちや檀家さん、関心のある方を巻き込み、年に一度開催しています。
現在は、50名ほどの運営メンバーでイベントをつくっています。「友達の家のカレーパーティに行くような感じで」というフレーズを合言葉にし、単なるイベントというよりは地域の寄り合いのようなイメージで場を開いています。
また、カレーを食べるだけでなく「知らない文化に触れる」ということをテーマにした民族音楽やトークイベントなどの企画も行っています。
お寺だけで開催していたものがどんどんと地域にも広がっていき、商店街のみなさんとの連携や地域の拠点との連携なども進んでいます。
2016年の「カリー寺」以降、さまざまな企画や活動、取り組みが西正寺に持ち込まれ、行われています。
「カリー寺」は、全国各地に少しずつ広がり、協力して開催してくださるお寺さんも少しずつ増えています。
また、2019年度には「カリー寺」基金というプログラムも始動。毎年の収入から経費を引いた額を積み立てし、地域でのプロジェクトや取り組みに資金提供しようという「カリー寺基金(地域ファンド)」も行っています。
過去の様子はこちら。
date | 2016年〜 |
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