開催日: 2025.09.21(Sun)
\公民共創デザイン学を開催します!/
ともにつくる、とはなんなのか。
わたしたちが暮らしているそれぞれの地域、あるいは社会というものは、誰がどのようにつくっているのか。つくるべきなのか。
民間だけでも、行政だけでも、政治だけでも、NPOだけでも、市民だけでも難しい。いろいろな主体が関わり、それぞれが持つリソースを適切に配分・活用し、配役をまっとうすることが必要だ。しかし、その編集・デザイン・プロデュースをすることはなかなか難しい。それほどに課題は単純なものではなくなっている。
NPO法(1998年)ができて、もう27年になる。市民参加、新しい公共という概念はどこまで浸透したのだろうか。
市民協働や共創のまちづくりという言葉もよく聞くようになった。そうした社会状況の中で、住民や暮らし手が地域や社会づくりに参加・関与する機会は一定程度増えているようにも思えるが、まだまだ十分とは言えない。
行政においては、多くの部署で市民との連携・協働が求められているが、従来からの市民対行政の構図を乗り越えることはなかなかに難しい。市民サービスの提供者と受益者、あるいは敵対関係を変えていくすべがなかなか見つからないのも現状である。
一方で、時代の流れとしては、コミュニティデザイン、コミュニティマネジメント、公共空間(有休の公共施設や公共空間)の利活用、エリアマネジメント、住民参加型のワークショップ・プログラムデザイン、市民参加デジタルプラットフォームの構築など、さまざまな角度から「公民共創」のアプローチをする事業者や企業の数も増えている。加えて、制度としても、民間や市民との連携・共創を促進していくような流れがある。
そうした中で、今一度、さまざまな主体がともにつくる、ということについて考えてみたい。
今回のイベント(プログラム)は、公民共創や市民参加、コミュニティデザインなどに関心を持つ(あるいは仕事や業務で関わっている)方々が一同に会し、それぞれの知見やノウハウ、考え方や価値観などを交換し、交流することを目的に開催される。
また、今回のイベントがユニークなのは、この目的に対して大きく2つの切り口で考える点だ。
公共空間/パブリックスペースという「場をともにつくる」という切り口、そして、市民協働・市民共創という「ともにつくる仕組み/プロセス」という切り口。これらはそれぞれでも多様な取り組みがありつつ、相互に関わるものでもある。
主催者としても、さまざまな事業者のみなさんとの出会いや自治体関係者のみなさんとの出会いを期待しているし、今後の事業パートナーが見つかるとうれしいと思っている。
ぜひ、主催の会社や関係者、登壇者やテーマなどに関心を持った方は、気軽に参加いただけるとうれしい。
◉日時
2025年9月21日(日)11:00-18:00
※交流会は20:00まで。
◉タイムライン
11:00-11:15 オープニング
11:15-11:45 基調講演/オープニングトーク(30分)
12:00-13:30 テーマセッション①:公共空間/パブリックスペース
13:30-14:00 休憩
14:00-15:30 テーマセッション②:市民協働・市民共創
15:30-15:45 休憩・グループ対話:参加者の話したいテーマについて、分かれて対話する時間です。(45分)
15:45-16:45 ワールドカフェ
16:45-17:00 休憩
17:00-17:30 クロージング
17:30-18:00 休憩
18:00-20:00 懇親会
◉場所
船岡山公園 旧管理事務所
◉定員
50名程度
◉申込はこちら
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSewsjuOPU2PBVh0w-O37OF7BK119y_JYLTWOg76wQmIp5RhoQ/viewform
◉こんな方におススメ!
・市民連携や公民連携を促進するような行政の担当者
・住民参加を促し、公共空間や公共施設の利活用を促進し、民間のリソースを集約・活用して新たな公共をつくる事業者
◉参加費
一般:1,000円
学生:500円
交流会参加:2,000円
◉主催
株式会社Groove Designs
株式会社ここにある
◉協力
一級建築士事務所 STUDIO MONAKA
開催日時 |
2025.09.21(Sun) 11:00~18:00 |
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開催場所 |
船岡山公園 旧管理事務所(京都府京都市北区紫野北舟岡町42) |