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梅田の!ローカルメディア座談会

みなさんは「ローカルメディア」という言葉を知っていますか?紙、WEB、また個人が発行しているもの、自治体や企業が運営しているものなどさまざまありますが、地域に根ざしているメディア、地域の情報を可視化するメディアという部分は変わらないでしょう。

今回のイベントでは「梅田」というローカルでメディアを企画し、運営していくための土壌(ベース)をたがやすことができればと思います(来年度にかけて、梅田でのローカルメディアづくりを模索します)。さまざまなゲストのお話を聞きながら、自分だったらこんな情報発信がしたい、こんな企画がつくれそうなど、一緒に考えていきましょう。各回、ゲストからのお話を聞いていただくだけではなく、ゲストの方や参加者のみなさま同士での対話・交流の機会もありますので、新しいつながりをつくりにいらしてください。

◉DAY1
日時:
2024年2月11日(日)14:00-16:30タイトル:
ローカルメディアってなんだろう? 地域をカルティベイトする(耕す)メディアの役割と広がるローカルメディアの概念内容:
第1回は、秋田県で「のんびり」というフリーマガジンを発行していた有限会社りす代表の藤本智士さんと、ローカルジャーナリストとして島根に暮らしながら地域のニュースを記録・発信している田中輝美さんをゲストに招いて、ローカルメディアを深掘っていきます。なんのためにローカルメディアが存在するのか、ローカルメディアとはなんなのか。その役割と価値を考えながら、紙やWEBだけに留まらない「現在のローカルメディア」の広がりについて一緒に模索していきます。ゲスト:
藤本 智士(ふじもと・さとし)さん 有限会社りす代表/編集者
1974年生。兵庫県在住。雑誌『Re:S』(2006-09)『のんびり』(2012-16)『高橋優 秋田キャラバンガイド』(2016-現在)編集長を歴任。2020年〜地域編集を学びあうオンラインコミュニティ『Re:School』主宰。「マイボトル」でエシカルな社会を提案するなど、誌面に捉われない編集を数々実践。自著『魔法をかける編集』(インプレス)など。共著『Baby Book』(イラストレーター福田利之)など、編集執筆した書籍多数。田中 輝美(たなか・てるみ)さん 島根県立大学准教授/ローカルジャーナリスト
島根県浜田市出身・在住。大阪大学文学部卒業後、山陰中央新報記者を経て、ローカルジャーナリストとして島根に暮らしながら地域のニュースを記録・発信。著書に『すごいぞ!関西のローカル鉄道』(140B)、共著に『みんなでつくる中国山地』など。「乗り鉄」の顔も持ち、JRは全路線に乗車。関係人口を研究し、2020年、大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。2021年〜島根県立大学准教授。聞き手:
藤本 遼(ふじもと・りょう)株式会社ここにある代表取締役/場を編む人

◉DAY2
日時:
2024年2月28日(水)19:00-21:00

タイトル:
記事作成は大喜利? そこにあるものを別の視点で眺めてみる力と孫力(まごりょく)について

内容:
面白い記事、読みたくなるメディアって、どんなもの?今回はエッセイストの島田彩さんと、「バックヤードウォッチャー」の異名を持つ今井夕華さんと一緒に、企画力と編集力について考えていきたいと思います。お二人の独自の視点はどのように培われているのか?対象をどのように捉え、解釈し、企画や記事に落とし込んでいるの?打ち合わせで出た「孫力(まごりょく)」を一つのキーワードに、探っていければと思います。

ゲスト:
島田 彩(しまだ・あや)さん エッセイスト/作家
エッセイの執筆を中心に、企画やMCなど。1987年大阪生まれ。関西大学卒業後「HELLOlife」にて教育・就活分野のソーシャルデザインに10年間取り組んだのち、独立。note「今週末の日曜日、ユニクロで白T買って泣く」や「7日後に死ぬカニ」等が、SNSで話題となり、作家活動スタートのきっかけに。現在、自宅の94%を10〜20代に開放しながら暮らしたり、知人宅の空室に自室の一部を移殖してシェア書斎化したりと、いろんな生活を実験中。夢は大好きな阪急電車の座席生地を使ったズボンを作ること。

今井 夕華(いまい・ゆか)さん 編集者/バックヤードウォッチャー
編集者、バックヤードウォッチャー。1993年群馬県生まれ。多摩美術大学在学中から、フリーマガジンの編集や舞台の企画運営、多数の工場見学を経験。2016年-「日本仕事百貨」編集、イベントスペース「リトルトーキョー」の企画運営を担当。2020年フリーランスに。近年は、マニアが集まるイベント「マニアフェスタ」の企画運営や「るるぶkids」「デザインのひきだし」での編集執筆など。店舗や企業の「バックヤード」を見るのが好きで、webメディア「ニューワールド」で「今井夕華のバックヤード探訪」を連載。

聞き手:
白川 烈(しらかわ・れつ)株式会社ここにある/作家

◉DAY3
日時:
2024年3月10日(日)14:00-17:00

タイトル:
わたしのローカルはどこにある? 長野で切り開く多様な「ローカルメディア」と、全国の事例から見える「ローカルメディア」の現在地とこれから

内容:
長野を中心にさまざまな「ローカルメディア」を運営する徳谷柿次郎さんと、全国各地の「ローカルメディア」をリサーチ、あるいは解剖し、書籍にまとめている影山裕樹さんをゲストに、それぞれが見ているローカルメディアについて深めていきます。20代半ばまで大阪が拠点だった徳谷さんと、ほぼ関西に縁のない影山さんの話はどこが重なり、どこがズレるのか。そのズレと重なりから、あたらしいメディアのあり方をあぶり出します。

ゲスト:
徳谷 柿次郎(とくたに・かきじろう)さん 株式会社Huuuu代表取締役
1982年大阪生まれ。26歳で上京し、編集プロダクションからウェブのコンテンツ制作会社を経て、35歳で独立。長野県に移住をして、全国47都道府県行脚がスタート。主な仕事は『ジモコロ』『Yahoo! JAPAN SDG`s』『SuuHaa』など。40歳の節目で『風旅出版』を立ち上げて自著『おまえの俺をおしえてくれ』を刊行。長野市では『シンカイ(休止中)』『MADO / 窓』『スナック夜風』を営んでいる。座右の銘は「心配すな、でも安心すな」。

影山 裕樹(かげやま・ゆうき)さん 合同会社千十一編集室代表
1982年東京生まれ。編集者、文筆家、メディアコンサルタント。アート、カルチャー書の出版プロデュース、ウェブや紙媒体の編集、執筆活動の他、「CIRCULATION KYOTO」(2017)、「KOBE MEME」(2018-19)など地域プロジェクトやクリエイター向けワークショップの企画立案、ディレクションなど幅広く活動。著書に『ローカルメディアのつくりかた』、編著に『あたらしい「路上」のつくり方』など。2017年に「EDIT LOCAL」を立ち上げ、ディレクターを務める。

聞き手:
藤本 遼(ふじもと・りょう)株式会社ここにある代表取締役/場を編む人
白川 烈(しらかわ・れつ)株式会社ここにある/作家

◉「梅田の!ローカルメディア座談会」とは?
そう、梅田という都会でローカルメディア?と思われるかもしれませんが、梅田のメディアづくりに向けて、ゆるやかにスタートしていきたいと考えているんです。

今回の座談会では、ローカルメディアというテーマで「この方には話を聞きたい!」というゲストの方に学びながら、今後どのようなメディアをつくっていけばよいか、どんな情報発信や記事作成をすればよいかを考えていきます。また、たくさんの方に関わっていただくことも重要な価値だと考えているので、ぜひ興味を持ってくださるみなさんとも関係性づくりができればと思っています。

文章を書くのが好きな方(仕事にしている方)、メディアに関わる仕事や活動をしている方はもちろんですが、「なんとなく気になる」「面白そう」「梅田が地元!」「ていうかどこまでが梅田なん?」など、さまざまな興味関心で参加いただくことができますので、お気軽に遊びにいらしてくださいね。

◉お問い合わせ(事務局:株式会社ここにある)
Email:info@coconiaru-inc.com

◉お申し込み(各回定員50名)
https://forms.gle/zju5mczShy8NCNfa6

◉参加費
各回500円
3回ぜんぶ参加の方は1000円で入場可!
※DAY1の際にお支払いいただきます。

◉主催
阪急電鉄株式会社

◉企画協力
株式会社ここにある

開催概要

開催日時 2024.03.10(Sun)

14:00〜17:00
開催場所

OSAKA FOOD LAB