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ふくフク研 vol.3 トークライブ〜「フクシ」にまつわるいろんな人の話を聞いてみよう!〜

「ふくフク研トークライブ」は、フクシの世界をちょっと広げたり、ちょっと新しくしたりする取り組みをしているゲストのお話を聞き、みんなで意見交換するイベントです。今回は草加市を中心に関東のゲストと、神戸・尼崎で活動する関西のゲストにお越しいただきます。草加市の方でもそうでない方でも、フクシの世界をちょっと広げてみたいという方はぜひお気軽にお越しください。

◉日時
2024年1月13日(土)10:00-17:30

◉場所
高砂コミュニティセンター
草加市中央1-2-5

◉参加費
無料

◉タイムライン
10:00〜10:30 オープニング
10:30〜12:00 テーマ①「障がいのある人はどう社会と関わっているのだろう」
12:00〜13:00 休憩
13:00〜14:30 テーマ②「草加のフクシを拡げてきた人たちの話を聞いてみよう」
14:30〜14:45 休憩
14:45〜16:15 テーマ③「はっぴーの家ろっけん(神戸)とミーツ・ザ・福祉(尼崎)の取り組みを聞いてみよう」
16:15〜17:15 対話タイム
17:15〜17:30 クロージング
17:30〜18:00 交流タイム

◉内容について
▼テーマ①
「障がいのある人はどう社会と関わっているのだろう」
個人の心身状態によるものではなく、社会との接点の中にあると捉えられ始めている「障がい」。だとすると、当事者の方たちは障壁のある社会とどう関わり、どう関わりたいと考えているのでしょうか。先天性の脳性麻痺を持つ電動車椅子ユーザーの長野さんと、ある朝目覚めたら目が見えなくなっていた"ブラインドコミュニケーター"の石井さんをお呼びし、当事者の目線から社会との関わり方についてお聞きします。

▼ゲスト
長野 僚(ながの りょう) 執筆家・講演家/Try chance代表/株式会社ePARA
1988年4月生まれ。埼玉県所沢市出身、大宮在住。肢体不自由(先天性脳性麻痺)による電動車椅子ユーザー。「障害」とは病名に限らず「一人ひとりが日々を生きている中で感じているであろう困難さや悩み、不安や嫌なことである」という考えに行き着いたことが、今の活動の原点。著書に『僕にしかできないこと あなただからできること- 障害を忘れられる瞬間を求めて -』「日々是幸日 —想えば価値!ー」がある(ともにジュピター出版)。

石井健介(いしい けんすけ)ブラインドコミュニケーター
1979年生まれ。アパレルやインテリア業界を経てフリーランスの営業・PRとして活動。2016年、36歳の時に一夜にして視力を失う。ダイアログ・イン・ザ・ダークでの勤務を経て独立。見える世界と見えない世界をポップに繋ぐためのワークショップや講演活動をしている。TBSラジオ ポッドキャスト番組「ミエナイわたしの、聞けば見えてくるラジオ」パーソナリティ。

▼聞き手
大森 亮平(おおもり りょうへい)株式会社ここにある / NPO法人ソーシャルデザインワークス
1995年生まれ。神奈川県平塚市出身、兵庫県西宮市在住。株式会社・NPO法人・市職員の「三足の草鞋」。就職で関西に足を踏み入れたことをきっかけに、「生きていくための関係性を育む」をテーマに、尼崎・西宮をはじめとするさまざまなまちの活動に参加。普段はNPO職員として障害のある方の就労支援をしながら、会社員として「福祉プラスのまちづくり」事業に関わり、市職員として公民館活動の促進や庁内の縦割り行政の緩和を行うなどしている。

荒木 琉河(あらき りゅうが)草加市役所職員課(会計年度職員)
2000年12月23日生まれ。19歳の時に起きた事故で車椅子生活に。約1年間の入院生活の中で、理学療法及び作業療法を通して毎日リハビリを行う。退院後は車椅子である自分になにができるのか、この先どうやって生きていけばいいのか、自分なりに調べて就労移行支援事業所(サムズアップワークス)を見つける。今年の9月に事業所を卒業し、現在は草加市役所の職員課で会計年度職員として勤務。休みの日は健康増進の一環で草加の記念体育館で車椅子バスケを​している。

▼テーマ②
「草加のフクシを拡げてきた人たちの話を聞いてみよう」
今から10年ほど前、草加市ではまだまだ福祉施設が少ないときに事業をはじめた方々がいます。ご自身の娘さんを通所させたいと思えるような理想の場所をつくりたいという想いから、プール&カフェ&駄菓子屋を併設し「地域に開けた」施設を開所した番場さん。利用者と従業員の選択肢を広げるために、福祉事業も商業事業も拡大路線を突き進む茂呂さん。いわゆる一般的な福祉事業所のチョコではなく、素材やパッケージにもこだわり、大手おもちゃメーカーともコラボ実績がある兼子さん。三者三様のちょっと変わった事業所を運営されているお三方にお話をお聞きします。

▼ゲスト
番場 智恵子(ばんば ちえこ)特定非営利活動法人walea代表理事
1974年9月生まれ。埼玉県草加市出身在住染色体16番異常、知的障がい最重度の娘と生活中。みんなの未来の笑顔のために娘のためはみんなのため!と生活サポート・放課後デイサービス・生活介護・就労継続支援B型と必要な支援をと突っ走ってきた。地元・草加大好き人間。障がいのある子どもたちが地域で幸せに暮らしていけるまち、誰にでも優しいまち草加になることを望んでいる。

茂呂 史生(もろ ふみお)株式会社ひいらぎ代表取締役/NPO法人JIA代表理事
介護を受けられない障害者をなくそうと26歳で起業。16年間にわたり障害福祉事業所を経営しながら、福祉事業開所希望者へのコンサルティングも行っている。「障害があってもなくても当たり前に夢を持てる街づくりの追求」と「日本のフクシを世界へ」を合言葉に真のノーマライゼーションを目指し、福祉を盛り上げる活動を幅広く実践。発達支援力向上委員会の立ち上げや先生と保護者とのコミュニケーションを濃厚にするアプリ『みらいダイアリー』の開発など、地域の福祉事業の品質向上に努めている。

兼子 仁志(かねこ まさし)就労継続支援B型施設YUI WORK施設長/一般社団法人ゆぃまぁる理事
1995年2月生まれ。東京生まれ宮古島(沖縄県)育ち。「結ぶ福祉」をキーワードに、日々支援の現場に立つ。海外放浪中に偶然カカオと出会い、その虜に。数度に渡る渡航を経て、自宅でチョコレートをつくりはじめていた時、既にグループホームを運営していた父と意気投合し、チョコレートの就労支援事業をはじめる。現在は埼玉県草加市で、就労支援、グループホーム事業の運営、コンサルティングなどを行う。就労支援では「YUI CHOCOLATE」というブランドを展開中。

▼聞き手
藤本 遼(ふじもと りょう)株式会社ここにある代表取締役/場を編む人
1990年4月生まれ。兵庫県尼崎市出身在住。「すべての人が楽しみながら、わたしとしての人生をまっとうできる社会」を目指し、さまざまなプロジェクトや活動を進める。現在は、多様な主体や個人が関わり合いながら進める地域イベントのプロデュース、共創的な場づくりやローカルデザインに関するコンサルティングやプロジェクトマネジメントなどを行う。『場づくりという冒険 いかしあうつながりを編み直す』(グリーンズ出版)著。

岩渕 鉄平(いわふち てっぺい)ハングオーバー株式会社代表取締役/いいね株式会社取締役
1983年3月生まれ。新潟県小千谷市出身、埼玉県草加市在住。三人の子どもの内、長男(支援級)と三男(支援学校)に知的障害と発達障害があることから、2018年より事業に福祉を取り入れる。『もっと福祉を面白く』をキーワードに、障害者の超短期雇用や草加市内の商工との連携で『障害がある人の特性』を活かした企画・デザイン・イベントづくりを行う。また、茨城県では介護施設、発達障害のシェアハウスの運営に携わる。お酒と新しいことをするのが好き。

▼テーマ③
「ミーツ・ザ・福祉(尼崎)とはっぴーの家ろっけん(神戸)の取り組みを聞いてみよう」
今度は、関西でちょっと変わった福祉の場づくりを行うお二人をゲストに招いて、彼らの取り組みについていろいろ聞いてみます。高齢者や障がい者、若者や主婦、子どもなど、多様な属性の方々がゆるく集まることのできる場「はっぴーの家ろっけん」を運営している株式会社Happyの首藤さんと、障がいのある人もない人も一緒になってつくっているフェス「ミーツ・ザ・福祉」実行委員長の清田さんにお越しいただき、福祉の世界を多様な人たちにひらいていく営みについてお聞きします。

▼ゲスト
清田 仁之(きよた まさゆき)NPO法人月と風と代表理事/社会福祉士
熊本県出身。第5回詩のボクシング兵庫県大会チャンピオン。元劇団員。2006年11月にNPO法人月と風とを設立。重症心身障害ある人へのヘルパー活動と並行し、ミニマムサイズのつながりづくりに主眼をおいた活動を展開。代表的なプロジェクトは、銭湯や高齢者施設、ひとんちのおふろでしょうがいのある人とそうでない人をつなげる『劇場型銭湯』、福祉をテーマにしたインクルーシブフェス『ミーツ・ザ・福祉』、尼崎をロンドンに!を合言葉にした古着屋『チャリティショップふくる』など。

首藤 義敬(しゅとう よしひろ)株式会社Happy代表取締役
週に200人が集う多世代型介護付きシェアハウス「はっぴーの家」を運営。また、0歳から100歳overまで一人一人に合った暮らしの選択肢をつくり、家だけでなく仕事とコミュニティも紹介する「おせっかい不動産」も運営する。ダイバーシティなコミュニティデザインを自分の暮らしで実践中。事業内容はマタニティアートから葬儀まで。多世代の日常を創る不動産屋。週7サウナと将棋に没頭中。昼まで寝てたい意識低い系起業家代表。

▼聞き手
藤本 遼(ふじもと りょう)株式会社ここにある代表取締役/場を編む人
1990年4月生まれ。兵庫県尼崎市出身在住。「すべての人が楽しみながら、わたしとしての人生をまっとうできる社会」を目指し、さまざまなプロジェクトや活動を進める。現在は、多様な主体や個人が関わり合いながら進める地域イベントのプロデュース、共創的な場づくりやローカルデザインに関するコンサルティングやプロジェクトマネジメントなどを行う。『場づくりという冒険 いかしあうつながりを編み直す』(グリーンズ出版)著。

霜田 菜々実(しもだ ななみ)自立訓練事業所サムズアップワークス支援員
2000年1月生まれ。草加生まれ草加育ち。車いすを使う弟との出会いをキッカケに、福祉の道に進むことを中学時代に決意。大学では社会福祉を学び、現在ではその学びを活かすべく障害者就労や自立支援に携わる。一緒に学び一緒に考え、そして一緒に楽しむことをモットーに、更なるパワーアップを目指し日々奮闘中。

◉ふくらむフクシ研究所って?
ふくらむフクシ研究所(ふくフク研)は、トークイベントや勉強会、ワークショップや地域での実験をしながら、「福」祉の世界に新しい価値を「膨」らませ、また「含」ませていくための研究・活動を行っています。そのためには、一方向的な関わりではなく、対話的な関係性づくりをする必要があります。支援される側と支援する側、障がいのある人と障がいのない人、福祉サービスと日常生活という境界をにじませながら、多様な暮らし手が「ともに生きる」を実践していければと考えています。今回の「ふくフク映画祭」は「ふくフク研」の活動として実施しています。※本ワークショップはみんなでつくる「だれもがしあわせな」明日の暮らしと福祉のカタチを目指す「福祉プラスのまちづくり」事業の一環で行われています。

◉定員
100名
※できるだけ事前のお申し込みをお願いしております。枠が空いていれば当日参加も可能ですが、参加者が多い場合はお断りする可能性もございます。あらかじめご了承ください。

▼申し込みはこちらから!!
https://forms.gle/47tw3PTbWvnVuJHj8
※2024/1/10(水)締め切り

◉お問い合わせ
TEL:048-922-1436(草加市 障がい福祉課 障がい福祉係 岡田・武内)
Email:info@coconiaru-inc.com(株式会社ここにある 藤本・大森)

開催概要

開催日時 2024.01.13(Sat)
10:00〜17:30
開催場所

高砂コミュニティセンター集会室