「地域」を「創」り「生」かしていくための考え方と仲間が得られる、豊中市主催の連続講座を第7期よりここにあるが企画運営をお手伝い。全10回・約半年間をかけて、具体的にプロジェクトを実行できる「知」と「仲間」を創っていきます。
| date | 2023年〜 |
|---|---|
| client | 豊中市 市民協働部 地域連携課 |
| web site | https://note.com/toyonaka_chiiki |
「とよなか地域創生塾」では各期の参加者の興味関心をもとに企画グループをつくり、地域での小さな実践的な取り組みを実施。本にまつわる企画やおすそわけ文化を育む企画など、第7期と第8期合計で現在15種類の異なるプロジェクトが誕生しています。
2024年度から2年間にわたり関わりを持ってきた「とよなか地域創生塾」。その参加者は現在延べ80名ほどとなっており、豊中市を中心に地域プレイヤーが育っています。
全10回程度、半年ほどの期間を通して学びを深めていく「とよなか地域創生塾」。受講者それぞれが探究テーマを設定することに始まり、受講者同士のワークショップ的なグループワークや地域資源を探るまちあるきを実施するなど、楽しみながら主体的に学べるようにプログラムデザインへのこだわりを持っています。もちろん座学形式の時間もありますが、その中にも感じたことや疑問に思ったことなどをインタラクティブに共有する場を設けています。
もともと地域活動への関心が高く、地域住民で公共施設を使った実践的な取り組みをしたいと考え「とよなか地域創生塾」に参加。これまでは仕事の関係で住んでいる地域に知り合いがおらず寂しさを感じていたようですが、「とよなか地域創生塾」に参加したことをきかっけに仲間を見つけ、他メンバーと自主企画をはじめています。
地域について学ぶ大学生。「とよなか地域創生塾」の他メンバーから誘われたことで、自らも運営者となって地域活動へ参加するように。もともと地域活動への関心はあったものの、人との関わりに苦手意識があったようですが、講座の中でさまざまな方と関わる中で人と話すことへの苦手意識が消え、地域に踏み出すことへのおもしろさを感じるようになったそうです。
「とよなか地域創生塾」に関連する豊中市の他課の事業と連携が始まっています。縦割り構造が当たり前のなか、普段はまじわらない課同士が協働すること自体が価値となっており、その中で企画運営のノウハウ共有が生まれています。
誰もが先生、誰もが生徒になれる学び場企画「みんなのサマーセミナー(通称サマセミ)」が、「とよなか地域創生塾」の関係者によって開催されました。10年近く開催してきた「とよなか地域創生塾」の卒業生同士がつながることで、地域により大きなインパクトを生み出しています。