2023.1.02(Mon)レポート
つちかう文化を、つちかう。
をテーマに昨年の4月から毎月第三土曜日に開催している「つちいち」。
土とともに大切に育てられてきたお野菜や
つくる過程から地球に優しく、そしてわたしたちの身体にも優しい
そんなつくり手さんたちが集まるマルシェがつちいちです。
食をテーマに毎回6~8店舗の出店者に来ていただき
常連さんをはじめとする方々にどんな風につくられているかということや
育て方の情報交換など、いろいろなお話をしながら商品を手に取っていかれます。
■自然の恵みごはん かさねて
お野菜の彩りが目を引くお弁当やおにぎり。
いつもお昼時には完売です。かさねてさんは「重ね煮」という調理方法で
お弁当などをつくられています。砂糖や化学調味料を使わなくても
本来、野菜が持っている自然の「うまみ」を最大限に引き出す調理方法が「重ね煮」なのだとか。
使う食材もできる限り自分でつくったものを使うようにしているかさねてさんのごはんは
白米だけでももりもり食べるお子さんもいらっしゃるようです。
■ひとにぎりの土
お野菜だけでなく地球や環境に優しい調味料の販売をされています。
月に何回か、運営する方々の家の前で路上販売などを行い、
自分たちの口に入るものをどう選んでいくのか、そんな想いで活動されています。
メンバーにはお子様連れのママさんも多く、農家さんと一緒に育てた野菜やお米
お茶なども販売されています。
つちいちではマルシェの出店だけでなく
実際に土や自然の葉っぱと触れるワークショップも開催しています。
おうちで簡単に家庭菜園が楽しめるワークショップでは
土に直に触れたお子さまが「ふわふわー!お母さんも触ってみて!」
とお話しながら土を通しての発見や、コミュニケーションの場になっていました。
初めてWSをしたというお母さまと娘さん。お母さまは照れ臭そうにしながらも終始笑顔でした。土には触れてみたくなる不思議な魅力があるのかもしれません。
今、目の前にあるものがどのようにわたしたちの手元に届いているのか
じっくり考える機会は日常生活の中にどのくらいあるでしょうか?
地元で採れたお野菜、海を渡ってきたお野菜、そのルートはたくさんありますが
実際に知る機会はとても少ないように思います。
食という毎日欠かせない日常を通して立ち止まるきっかけになれば嬉しいなと思います。
今月は1月21日(土)11:00~16:00の開催です。
ぜひお立ち寄りください!